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男が泣いて逃げ出す魔法の言葉 [彼女を作ろう]

男は攻め、女性は受けるもの。
しかし近年において男は弱くなり、女が攻めないといけない時代だと言うのは女性向け恋愛マニュアルの一つの主流的な考え方である。結婚適齢期の女性向け雑誌「sai」では「男がハンターである時代は終わった。今は女性がハンターになる時代」という記事が印象的でした。

松潤のセミヌード(乳首あり)が踊った、雑誌「an-an」1548号。弱くなった男を分析する特集記事、『正しい「男の愛し方」』の前書きを読んで、まるで自分の事を書かれている様に驚いた。

自分が傷ついてまで女性を手に入れたいとは思っていないのでしょう。(中略)どんな恋愛にもリスクは付き物。なのに、リスクを負ってまで恋愛したくないという、男のマグロ化が進んでいる。(中略)一夜を明かしてしまったが何も起こらなかったという話も聞きます。それでいて、その男性はその女性のことを密かに好きだったり(中略)8割の男性は女性にリードしてほしいと思っているのが本音。(中略)情報を与えて、誘い水を向けてもらえると男は安心できる。(中略)女性にしてほしいことを挙げるアンケートで、60%の男性が『優しく抱きしめてほしい』と言っています。いまやセックスより、女性としての包容力にニーズがあるのです。(引用ここまで。該当する過去記事にリンクを張りました。)

女性雑誌を数多く読んできたなかで、an-anのこの記事が一番まとを射ていたが、実はそれでも核心の部分にはほど遠いと思う。男、特に純情な男が恐れているリスクとは、単に失恋して傷つくのが嫌だという様な単純なものではないと思う。失恋の傷だけであれば自己完結できる。男が臆病になるのは、失恋が一歩間違えると犯罪者にされてしまう時代になっているからなのだ。

 
ストーカー

俺がこの言葉を最初に聞いた時は、今とはまったく違う意味で耳に入ってきた。1991年、週刊少年ジャンプで連載していた「アウターゾーン」という漫画の主人公ミザリィは、初登場時に「私が物語のストーカーです」などと発言した。ここでいうストーカーとは、案内人という意味である。作者がリスペクトするアメリカのTVドラマ、「ミステリー・ゾーン」からの引用だそうだ。

1992年、高度なプログラム技術を売り物に話題を呼んだゲームのタイトルは「ランドストーカー」。ファンタジー世界を舞台にした、アクションRPGだ。ちなみにリメイク作品「レディストーカー」はauのケータイで遊べるらしい。もちろん女ストーカーが意中の男性を追いかけ回すゲームでは無い。

1997年1月、流行に便乗するのが常のTV局が作ったドラマ「ストーカー 逃げきれぬ愛」が放送されたのは、ストーカーという単語が今と同じ意味で一般に定着した事を象徴する出来事だった。その前年に、「アメリカでは今、こんな名前の犯罪が問題になっていて、これは日本の問題でもある」みたいなニュースを見た記憶がある。

ストーカー的な犯罪は、それ以前からも勿論あった。
それ以前は単に「つきまとい」とか、行動そのものを直接表現した言葉が使われていた。単に「つきまとわれてる」とだけ聞くと、つきまとう相手がどういうキャラクターで、どういう動機をもって行動しているのか、いまいちピンとこないだろう。なんか用事があるのかもしれない。借金取りかもしれない。

ストーカーという言葉は、精神異常的なキャラクター像と、歪んだ恋愛観がワンセットになって表現されている言葉である。「オタク」という言葉と同じで、相手を中傷、非難するのに便利な言葉だ。

ストーカーに追われてる女性を助けた事がある。
間接的に関わっただけだけど、あの時の不安そうな女性の表情は忘れられない。「つきまとわれてるんです!」より、「ストーカーされてるんです!」の方が、危険が差し迫った状況が周囲に伝わり易い。この言葉が出来て、ずいぶん助かった女性も多いだろう。その事は否定しない。

問題は、今時の女性は安易にこの言葉を使い過ぎる事だ。
「ストーカーされるなんて私にはありえないですw」という女の子もいるが、その言葉には若干の憧れみたいなものも感じられた。No.1(野生児な彼女)は寄りを戻そうと頑張る元カレを「ストーカー」と表現していたが、「でもいつか寄りを戻しちゃうかもね」とも言ってたので、なんだそりゃと思ったものである。

好みでない男からの熱心なアプローチを、安易にストーカーと周囲に吹聴する女性。先日紹介した本にも「断わっても三度誘ってきたらストーカー認定」なんて女性のコメントが載っていた。深刻な事態を体験したものでない女性にとっては、大げさな意味ではないのかもしれない。しかし男はこの言葉に相当恐れているのだ。ストーカーなどと周囲に吹聴されては、社会生活すら困難になる。たかが失恋ではすまないのだ。過去に、押しをよく分っていない純情なオタク友達が、ストーカー認定されて大きく評判を落としたのも実際見た。だから現代の男のアプローチは慎重にならざるを得なく、結果的に押しの弱い男性が量産されて当たり前なのである。

女性誌に限らず、もっとこの事を書くべきだと思う。
男には弱くならざるを得ない確実な事情というものがあるのだ。
たぶん誰も気付いてないのだろうが。

男が弱くならざるを得ない新時代の女性のたしなみとは「センタリング」だと思う。誘われるのを待つのではなく、誘ってくれるスキを作るのである。サッカーのゴール前のパスの様に、相手がシュートすればいいだけの状況を作ってあげる事。女性が「あの映画、面白そうだね」という会話をふれば、男性は「じゃあ一緒に見に行こう!」となり、ミクロの視点でみれば女性が誘っているのだが、マクロの視点で見れば男性から誘ったという体裁になる。両者にとって非常に都合が良い。No.6(白衣な彼女)やNo.10(スタッフな彼女)は、これを実践していた。

 
というわけで、ヒトコト唱えれば男が一目散に泣いて逃げ出す魔法の言葉が出来た1997年から、今年で10年。誰にも祝われない、世界で一番孤独なアニバーサリーである。
その10年の節目に俺は思う。

これからはストーカーになろうと。

さらに続く。

 

<あとがき>ゴールデンウィークはいかがお過ごしだったでしょうか。電車男がエルメスさんに告白するまでは三年前のGWをはさんでたんですよね。俺の場合、二年前のGWはNo.6と一番楽しい時期で(メールしてただけですけど)、GW後に初デートでふられた事を思い出してしまいます。あれから二年…。 ↓おうえんしてください。 ブログランキング

アウターゾーン (1)

アウターゾーン (1)

  • 作者: 光原 伸
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 文庫


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